「自由な」パン屋は、この不況にも打ち勝てる!

2011年01月01日

Interview
Close up Daisy

倉田 博和 シェフ


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Q.これからのパン屋に
必要なこと、心構えを
教えてください。



踏まれても踏まれても負けない強い花“ひな菊”を意味する「デイジイ」。
そんな名前を冠したリテイルベーカリーを職人兼経営者としてリードする
倉田博和シェフは昨今の経済環境の中、
業界発展のための活動にも積極的に取り組んでいる。
今後のパン業界と職人が進むべき道について、
倉田シェフに聞いてみた。





Q 人材教育の取り組みに
ついて教えてください。



他人を教育なんてできない。それが私の考え方です。
自分は変えられても、他の誰かを変えることはできない。ただ、大切なことに気づいてもらえるよう、こちらから働きかけることはできます。
たとえば私の場合、従業員に自分の実体験を話して聞かせる。その時、大切なのは自分の良い所ばかりを見せようとせず、格好をつけないで正直に触れ合うことですね。
人間だから自分の良いところを言いたがるし、言いたくない事もある。でも、そういったところも正直に。


  


Q この不況で、パン屋は
どうなっていくと思われますか?



パン屋は生き残ることができる。そう確信しています。
小麦という魔法の粉を使って食べ物を0から生み出せる上、製法や売り方まで自由に自分で決められるパン屋が・・・


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倉田博和シェフ
Daisy

Prof ile--------------
おいしい食事パンをコンセプトに現在、埼玉県川口市内に「デイジイ」を5店舗、蕨市に1店舗、東川口店の2Fにカフェレストラン「プティット・マルガリット」、合わせて7店舗を展開中。
ドイツパン・菓子勉強会 の会長も勤めるなど、業界全体の底上げにも尽力している。