「お役立ち情報BP」パン業界のノウハウや市場情報をご提供

Q.いい人材を
育てる工夫について
教えてください。


従業員の力は、お店の成長を左右する大切な要素。
それだけに人材育成は、パン店を経営する誰もが一度は頭を悩める問題だ。
葛飾区立石の「ブーランジュリー オーヴェルニュ」の
オーナーシェフ 井上克哉氏もその一人。
試行錯誤を繰り返しながら辿り着いた、人を育てる取り組みについて聞いてみた。





Q.従業員の定着率の
低さに悩むパン店が多い中、
ブーランジュリ?オーヴェルニュ
ではどのような
対策を取られていますか？



まずは定着してもらはないと人も育たない。そういう意味でも入口が大切なので、やる気があって、少しでもお店にフィットしそうな人を採用できるよう工夫しています。採用試験を「面接＋一日体験入店」の二本柱にして、面接では経験よりも意欲を、体験入店では技術
より作業態度を重視して見ていきます。即戦力を求めようとしすぎず、継続的にやる気をもって取り組めば技術は後からついてくると割り切り、この人なら一緒に長く働けそうだと確信できた人に、合格を出すようにしています。


　


Q.そうして採用した従業員の
やる気をうまく伸ばし、
戦力として育成して
いくために、
どんな工夫をされていますか?



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Prof ile--------------
1968年 東京都出身。（株）中村屋「ファリーヌ」、（有）ビゴの店、（株）ドンク「ジョアン」チーフ勤務を経て、2003年『ブーランジュリーオーヴェルニュ』を立ち上げ独立。（株）ドンク在勤中の1998年より各ベーカリーコンテストに参加。日本屈指の受賞歴を持つオーナーシェフ。