消費者はパン屋さんで手土産を買っているのか？
消費者はどのくらい手土産を買っているのか？その際何を買っていくのかを調べました。
侮れない！パン屋さんの手土産需要
7割以上もの方が手土産として利用したことがあるという結果は、パン屋さんの商品の手土産需要は決して侮れない数字であることがわかります。お店でお客さんが購入した商品は、色々な人のもとへ届いている可能性は非常に高く、商品を買っていただいた人にはもちろん、手土産として商品をもらった人にお店やパンのアピールができる一工夫を考える必要がありそうです。
またQ2のアンケートから手土産での人気の商品は上から「クロワッサン」「食パン」「焼き菓子」という結果になりました。クロワッサンは消費者からの人気も高く、見た目もサイズ感も手土産にピッタリな印象があります。
焼き菓子はパン屋さんによっては実施していないお店もあるかとは思いますが、今回の結果を見ると決して侮れない数字です。他のお店との差別化を図るためにも、焼き菓子を始めてみる参考にしてみてください。
また、食パンが手土産需要という点で上位にランクインしているのは少し前にあった「生食パン」ブームから、ベーカリーでも手土産の食パンの需要が上がってきたことが考えられます。
今後も様々な形で専門パンのお店が出てくる可能性はありますが、そのタイミングで上手に商品を展開することで、お店の売り上げUPに繋がる可能性がありますね。 Q3のアンケートから消費者の手土産を選ぶ基準として、「自分が食べて美味しかったもの」「相手の好みに合わせたもの」の2つが上位に入っており、特に「自分が食べて美味しかったもの」が一番票入っているのは、パン屋さんらしいという印象を受けます。
〝普段から食べている自分の好きなパンを近所の友人に持って行ってあげる〟という、お客様像が想像できますね。〝身近な〟手土産とも言えるのではないでしょうか。
普段から買っていただいている消費者の向こうにも、お店のパンを食べる人がいるという意識を持ち、その手土産需要を逃さない工夫を考えてみましょう。
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