じつは多いパン好き男子!
食いしん坊で太っ腹な男心を掴んで売上アップ
パン好き男子はお金を使う可能性が高い
意外にもパン好き男子は多かった。編集部は週に2回以上利用するコアなパン好き男子は時間に自由が利くシニアだろうと想像していが、年齢別に見て世代の偏りはなかった。どの世代にも一定数のハードリピーターが出現すると考えて良さそうだ。
そして興味深い調査結果がQ2。値段よりも食欲が勝り購買につながることがよくあるというパン好き男子が3人に1人はいることだ。さらに、客単価が高めであることがQ3からわかったので、パン好き男子をうまく取り込み、彼らの「食べたい」を誘発させることができれば売上アップにつながるはずだと編集部は考える。
次ページからは、もっと深掘りしたパン好き男子の購買心理から探った彼らへの施策を紹介するので参考にしていただけたら幸いだ。
「うまそう!」「食べたい!」を刺激して
パン好き男子の食いしん坊スイッチON!
「うまそう!」だったら多めに購入するパン好き男子
パン好き男子が「パンを選ぶポイント」は、「値段」を除き、「見た目(焼き色)」「焼きたて」「トッピングの具材」などパンの仕上りに関する項目が上位を占める。そして「試食」や「POP(商品案内文)」には関心がないところを見ると、彼らは直感的に「うまそう」「食べたい」と思えばパンを買っていると思われる。
さらにQ4、Q5の回答を見ると、61・4%はパンを買い過ぎ
た経験があり、81・9%は余っ
たら翌日食べる心づもりでいるという。「余っても翌日食べればいいんだし、今買っておこう」という男子の魂胆がうかがえる。
パン屋さんとしては、直感的にパンを選ぶ男子の購買心理を上手く活用していきたいところ。「うまそう」「食べたい」「せっかく来たし買っておこう」と思わせる見た目と具材と焼きたて感が客単価アップのカギになると編集部は考える。
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