パン屋さんからのお問合せ多数!
「レジ袋って他のお店はどうしているの?」
ベーカリーパートナーの読者アンケートのコメントに、他のパン屋さんのレジ袋の対応例が知りたいというコメントが多く寄せられました。そこでパン屋さんにアンケートしてみました。
4月号でレジ袋の有料化の案内をしましたが、読者のパン屋さんから、他のお店は具体的にどうしているのか気になっているという声が寄せられました。そこでパン屋さんにアンケートをとったところ76%以上のパン屋さんがレジ袋有料化対応をしており、袋のサイズにもよりますが1枚あたり1~20円の間で値段設定をしているという声が寄せられました。プラスチック製買物袋の価格設定に関しては1枚1円以上であれば、事業者が自由に設定することができるのでお店の状況にあわせて価格設定してみると良いと思います。また環境に配慮した素材をレジ袋にして無料にしているお店もあります。レジ袋有料化にしてからレジ前で確認をするオペレーションが増えたり、お客様が持参したエコバッグに商品をいれる際は潰れないだろうかと心配事も増えているようです。
他の小売業者はどうしているかを参考にしてみよう
今回のレジ袋有料化はパン屋さんに限らず、小売業全般に関わっているので、実際に他の小売業者さんはどのように対応しているのかも調べてみました。有料対応をしている例として、とある百貨店では紙袋など有料化対象外のレジ袋であっても、プラスチック製レジ袋と同じように全て有料にしていたり、とあるスーパーマーケットではレジ袋のサイズごとに値段設定を変えていたりしました。無料対応している例として、有料化対象のレジ袋からバイオマス素材配合率25%以上の有料化対象外のレジ袋に変更するスーパーマーケットや外食チェーン店がありました。特にテイクアウトをメインとするファストフード店や牛丼チェーンなどは衛生面を担保したいという理由でお店が渡すレジ袋に入れたいと考え、環境に配慮したレジ袋を採用するという対応をとっているようです。それぞれの小売業者の実情に合わせて対応を工夫しています。このように、各小売業者が商売環境の事情に合わせて対応を変えているので、パン屋さんも取り入れられる対応例を参考にしてみてはいかがでしょうか。
次のページでは主婦の声を徹底調査!
気になる結果は本誌にて!
ベーカリーパートナー49号の購入はこちら>>