ベーカリーパートナー
商品購入サイト

ベーカリーパートナー商品購入サイト

過去に発行されたベーカリーパートナーは、ご注文で取り寄せることも可能です。


 
パン屋さんを初利用するきっかけは「通りがかり」が83.4%

お客様が来ないことには始まらない! 30代、40代、50代、60代と各年代の結果を見ても変わりなく、「通りがかり」がきっかけでパン屋さんの存在に気付き、利用するという消費者心理が明らかに!



いかに道行く人の目に留まるかが新規顧客を呼び込むポイント!

地域密着性の強いパン屋さんでは、やはり「通りがかり」が第1位。第2位の「人づてのクチコミ」も大きな来店動機の一つではあるが、「通りがかり」の約半分。どちらに注力すべきは明らかだ。
そして、以前は有効と考えられていた新聞などの折込みチラシが下火の傾向で、5人に1人の来店も喚起できていないという結果に。新聞の購読者数の減少が原因の一つだろう。その新聞などの折り込みチラシに変わって、第3位に台頭してきた「インターネット」は、23・0%で約4人に1人が来店のきっかけにする軽視できない要素になった。時代の変化を感じる結果だ。
30代、40代のパン好きに絞り込んで分析すると、この割合は3人に1人となるため、若いお客様を取り込むのならインターネットを活用していきたいところ。今号では、インターネットを活用した情報発信の連動企画(18ページ)もあるので詳しくはそちらをご覧いただきたい。





通りがかりでお店の外観はもちろん店内まで
チェックしていることが判明!



店舗の外観が目に留まって入店しようと思う主婦が約7割もいるという結果に、編集部は納得しながらも困ってしまった。いったいどんな外観だったら入店するのだろうか。この点に関しては次ページを見ていただけたら幸いだ。
次いで上位にランクインした
「ショーウィンドウ越しのパンを見て59・5%」と「お店の雰囲気・活気(スタッフの動き)58・2%」について見ていきたい。主婦の2人に1人がパン屋さんの前を通りがかったときに、ショーウィンドウ越しにパンを見定め、さらにスタッフの動きからお店の雰囲気・活気をチェックしているという。その結果に編集部は驚いた。
ショーウィンドウは直射日光が当たるのでパンを守るためにカーテンを下ろしたくなりがちだが、比較的劣化しにくいパンを配置する等工夫して外のお客様へアピールすることが有効だと分析できる。また、売場にいるスタッフは店内にお客様がいなくてもきびきびと行動し、笑顔で仕事をするべきだと思われる。逆の立場で考えればわかるが、店内でムスッと仏頂面で仕事をしているスタッフがいたらちょっと入りにくいはずだ。
また、3人に1人程度のお客様はパンを焼く香りや店頭のポップ・黒板を見て利用するということなので、これも軽視できない要素だろう。
香りを店外に漂わせることは排気工事が必要になるので、一朝一夕では対処できないが、新規開店やリニューアルを検討する時には参考にしていただけたらと思う。ただし、香りは近隣住民・近隣店舗との折り合いにもご注意いただきたい。
ポップは今号33ページの「ポップ甲子園」、黒板はベーカリーパートナー19号29ページを参考にしていただけたら幸いだ。



ベーカリーパートナー25号の購入はこちら>>
パン速報 BP
お役立ち情報 BP
ベーカリーパートナー
セミナー BP

定期購読

2 ヶ月に1 回発行で年間6 冊お届けいたします!
毎号ご注文いただく手間がなく非常に便利になります。
継続してお読みになる方には、
便利な年間購読もございますのでご連絡ください。