サワードウ・ブレッド作りから始まる不思議な物語！　ロビン・スローン著／島村浩子訳『ロイスと歌うパン種』東京創元社から発売！

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サワードウ・ブレッド作りから始まる不思議な物語！　ロビン・スローン著／島村浩子訳『ロイスと歌うパン種』東京創元社から発売！

サワードウ・ブレッド作りから始まる不思議な物語！　ロビン・スローン著／島村浩子訳『ロイスと歌うパン種』東京創元社から発売！

2019年04月17日

東京創元社から、「パン」がテーマの小説『ロイスと歌うパン種』が4月11日に発売されました（単行本・電子書籍同時発売）。

ロビン・スローン／島村浩子訳『ロイスと歌うパン種』（原題Sourdough, 2017）は、現代のサンフランシスコを舞台にした不思議な物語です。

主人公は若い女性プログラマ・ロイス。激務でくたびれはてた彼女の心身を癒やしたのは、近所の宅配レストランの美味しいパン（サワードウ・ブレッド）とスパイシースープでした。彼女はすっかり店の常連となるのですが、ある日店を営む兄弟がアメリカを去ることに。ロイスとの別れの際、彼らは店で出していたサワードウ・ブレッドの作り方を教え、使っていたパン種を分けてくれます。

それをきっかけにロイスは自分で材料を買い、庭にかまどを作り、見よう見まねでパンを焼きはじめるのですが、もらったパン種には不思議な力があるらしく、夜中に歌いだしたり、焼きあがったサワードウ・ブレッドには笑顔のように見える模様がついていたりします。さらに、ロイスがお手製のパンを周囲におすそわけしたことをきっかけに、意外な人々との出会いや場所への訪問へとつながっていき……。

パン作りをきっかけに、予想もつかないことが次々起こる奇想天外で温かい物語。風変わりな書店を舞台にしたベストセラー小説『ペナンブラ氏の24時間書店』のロビン・スローンが描く、パンをテーマにした物語をお楽しみください。